ピンク色のツツジを観察していると、ミツバチがツツジの蜜を吸いに飛んできました。私も小さい頃、ツツジの花を摘んで蜜を吸っていました。自然な甘さでおいしかったのを覚えています。
今では、酸性雨や放射線といったことから、『花の蜜を吸う』なんてことをする子どもはいないのでしょうか…。
「危ないからさせない」「危ないから禁止」は簡単なことだと思います。ですが、「何が危ないのか」「どうすると危険なのか」ということを知らずに育った子は、どうなるのでしょうか。
これからは「危ないものと上手く付き合っていく方法」を子どもたちに伝えることが必要になってくるのではないでしょうか。
自然物から教わることはたくさんあります。人・場所・生態系…など、いろいろな角度から自然物を見てください。今まで見えなかったものが見えるかもしれません。(大瀧)