昨日降り続いた雨は、植物たちにとって恵みの雨。雨が上がった今朝、村内を歩くと春の日差しに誘われた植物たちが顔を出していました。
まずは『梅の花』。果樹園の梅の花は満開です。紅梅、白梅共に辺りに香りを漂わせ、近くを通ると、思わず振り向いてしまいます。
また、体育館脇の梅の花は咲き始めたところ。雨に濡れた花びらは、キラキラと輝いて見えます。隣にある桜『ソメイヨシノ』は蕾がふくらみ始めたところ。開花まであと１ヶ月といったところでしょうか。
足元を見ると、『オオイヌノフグリ』がところせましに咲いています。小さくても、これだけの数が集まればよく目立ちます。花言葉は「信頼」「清らか」「忠実」。ぴったりな花言葉ですね。
隣には『ヒメオドリコソウ』が咲いていました。花の形が笠をかぶった踊り子の姿に見えるため、この名がついたそうです。オオイヌノフグリの花畑で踊る、踊り子は可憐で思わず笑みがこぼれます。
『スイセン』や『フキノトウ』『タチツボスミレ』も花を咲かせ、冬の少し寂しい景色のふれあいの村に、彩り豊かな花がぞくぞくと添えられてきました。
春の野草も元気よく顔を出しています。『カンゾウ』です。茹でて酢みそでいただくのが個人的には好きです。アクがなく、食べやすい野草です。
『フデリンドウ』も出始めて、花が咲くまであと一歩。葉が特徴的な形をしているので、目を凝らしてみるとすぐにわかります。
最後は『桜』。野外炊事場の『河津桜』が咲き始めました。２分咲きといったところでしょうか。野外炊事場はさまざまな種類の桜が植わっているので、花見には絶好の場です。
事務所前の『シダレザクラ』。毎年３月下旬に満開となります。（昨年の様子→コチラ）
蕾がふくらみだして、開花の準備は順調に進んでいるようです！
一年で一番華やかに彩られる春の景色。これからがますます楽しみになってきました♪
多田（らん）
