ウバユリのタネ

 

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今週末は天気が下り坂、ということで、朝から曇り空。

二十四節気の「大雪」に入ったこともあり、風も冷たく、どんどんと木の葉が落ちています。

 

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夏に大きい花を咲かせる「ウバユリ」。

このウバユリは、風にのってタネが遠くまで飛べるよう、見た目が「ニンニクのスライス」の形になっています。1枚持ってみるととても薄く、少し力を入れただけで割れてしまいそう。

 

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花の時期が終わると、子孫を残すために『タネ』を作ります。しかし、ただ単に『タネ』があっても、生き残れるような工夫がされていないと厳しい自然界の中で生き残ることができません。また、タネもたくさん飛ばしますが、全てが翌年に芽を出すとは限りません。


たくさんのタネをどこまで遠くに飛ばせるか、そしてその土地で生き延びることができるか…。飛んで行ったタネたちはこれからが試練となるのでしょう。きっと大雨だったり、大雪だったり、猛暑だったりとさまざまな試練をくぐり抜けたものだけが、綺麗な花を咲かせることでしょう。

道端で咲いている草花も同じです。花を見つけた際には、その花の人生を想像してみてください。
そうすると、いつでもどこでも見られる花のたくましさや美しさに気付くことができると思います。(大瀧)

2023年10月

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