親子で防災キャンプ2日目を迎えました。
昨日は参加者全員が集会室という一つの空間で寝泊まりをしました。
周りの音などが気になってなかなか寝付けない方もいましたが、それも避難所体験。
このような経験があれば、例えば防災用の備蓄品に耳栓やアイマスクなどを加えるかもしれません、これも良い経験になったのではないでしょうか。
さて、本日最初のプログラムは、避難所の撤収作業です。
家族内だけでなく家族間で協力し、寝泊まりした集会室だけでなく、トイレやロビーなど、使ったところを綺麗に掃除していきます。
お掃除の後は、お待ちかねサバイバルクッキング！
メニューはカレーとご飯、和え物です。が、ただのクッキングではありません。
カレーとご飯は包丁を使わず、そして鍋が汚れないようにビニール袋を使い湯煎で作ります。和え物は乾物を使用し、熱を加えず調理します。
みなさん、袋で炊くご飯に「ちゃんと炊けるかな」と少し不安な表情をしておりましたが、袋を開け、炊けているのを確認してほっとした様子でした。
お母さん方に人気があったのが和え物。「簡単にできて、美味しい！」お弁当のおかずに良いかも！と感想を頂きました。
炊飯で使用したハイゼックス袋に興味を持って下さった班もあり、「ご飯だけでなく、スープとかも温められそう！」と別の使い方も話し合っていました。
今回のキャンプで、ゲームを通し防災に関する考えを共有し、さまざまな物を工夫して防災グッズ作りやサバイバルクッキングを行いました。この1泊2日で得たものを日常に落としこみ、日ごろから『いざという時』意識して物事を見て頂けたら幸いです。
それでは、愛川ふれあいの村主催事業『親子で防災キャンプに』ご参加いただき、誠にありがとうございました。
またのご参加心よりお待ちしております。
天野あまがき
