とても涼しい陽気の中、愛川ふれあいの村主催事業『親子で防災キャンプ！』が始まりました。１泊２日のキャンプの中では、『もしものときの心構えを作る！』『アウトドアテクニックを習得する！』このふたつのテーマを掲げ、過ごして行きます。
元気いっぱいの、２１ファミリー６８名の参加者が集まりました！ほとんどの家族が初めてふれあいの村にお越しになる方で、始めは緊張のおももち…。
しかし、仲良くなるゲームをして、すっかり仲良しとなりました！『家族じゃんけん』では、家族みんなで何を出すかを相談し、いざ勝負！相手家族とあいこになったらハイタッチ！大盛り上がりのゲームとなりました。
午前中にお互いの名前がわかるよう、『木の名札づくり』をし、世界に一つだけのオリジナル名札をしっかりと胸に付けました。
それぞれお昼ごはんを食べ、午後は『防災アドベンチャー！』で、さまざまなことにチャレンジです！まずは地元、愛川町の消防署から森田さん・山崎さんを招いて応急手当についてのお話をしていただきました。現場の方の生の声に、みなさん興味津々。
「へぇ～。そうなんだぁ～。」「初めて知りました！」と、皆さん真剣に話を聞き、実際に三角巾を使っての応急手当も体験しました。我が子が怪我をしたときのために！骨折した場合や、頭を怪我した場合など、さまざまな三角巾の使い方を学びました。
最後はお二人への質問タイム！子どもたちが積極的に質問をし、「一番大変なお仕事はなんですか？」「逆に嬉しいことは？」「救急車に乗る人と消防車に乗る人の違いは？」などなど、１つひとつの質問に丁寧に答えていただきました。
いつなにが起こるかわからないけれども、少しでも知識・知恵があることで落ち着くことができる。そういった知識・知恵を教えていただき、まずは落ち着いての対処が大切だということを学びました。色々教えていただき、本当にありがとうございました！
その後は、『防災グッズ作り』と『簡易テント作り』です。
『防災グッズ作り』では、オイルランタンとろうそく懐中電灯を作りました。災害でライフラインが遮断されたとき。電気が通らなくなったとき。そんなときに必要となる『明かり』をみんなで作りました。
オイルランタンはスチール缶に、ティッシュとアルミホイルで芯を作ったものを入れます。火をつける時は、サラダ油を入れて、しみこませれば完成！火をつけると油がある限り、火がつけ続けます。
ろうそく懐中電灯は、ろうそくとアルミホイルを使って、一点集中に照らすことのできるライトができます。これらを照らすのは夜のお楽しみ♪
一方簡易テント作りでは、ロープワークを学び、ロープとブルーシートを使って今日自分達で寝る家をつくります。手こずりながらも何回もやっていくうちに「わかった！」という声がちらほら。何度もやって身につけて、美しくやるのがロープワークの基本！どの家族も上手に作ることができました。
さらに、床は硬く、冷たいのでダンボールを敷いて、マットや寝袋もしいて、より快適な空間を作っていきます。気が付くと玄関扉があるお家や、テーブルがあるお家も…。それぞれの家族の個性溢れる家づくりとなりました！
夜ご飯はお湯を入れるだけで食べることのできる『α米』、豚汁などを食べてお腹いっぱい満足！α米は「思っていたよりおいしい！」「普通に炊いたごはんみたい！」と、大好評でした。
お風呂に入ったあとは、『夜のつどい』です。みんなで作ったオイルランタンに火を灯し、１日や日常を班ごとにふりかえってもらいました。つのる話は色々。
作ったろうそく懐中電灯を持って外を歩いてもらい、「おやすみなさい♪」鈴虫の鳴き声が夜空に響く中、参加者６８名全員で集会室にて眠りにつきました。
明日は『ｻﾊﾞｲﾊﾞﾙｸｯｷﾝｸﾞ！』仲が深まった班で、協力をしながら作ってもらいたいと思います♪多田（らん）
