本日も朝から寒く、かわせみ棟前の池は凍っていました。午後２時になっても池の氷は溶けていませんでした。
池を覗いてみると、落ち葉が凍っています。水の中に入っていた落ち葉が、水が凍るのと一緒に凍ったのでしょう。
水面を見てみると細かいポツポツとしたモノが見えます。これは水が凍るときに空気が外に追い出されるため、このようにポツポツとした模様で凍るそうです。
水中に空気が閉じ込められたまま凍ってしまうこともあります（写真右）。
水は「個体」「液体」「気体」と３つの状態に変化します。いつもなら目に見えない「気体」が目にすることができる瞬間です。
まさに自然が創り出す芸術品ですね。「冬だからこそ見られる景色」がきっとまだあります。寒さに負けず、ぜひ外へ出て「冬」を感じてみてはいかがでしょうか。（大瀧）
