12月に入って早くも3日目。
今日のようにお日さまが顔を出しているときは暖かいのですが
早朝、車に霜が降りている事もしばしば。もう冬本番ですね。
昨日とは打って変わって今日は子ども達の元気な声が響いています。
中には日が陰っても長袖一枚の子も…。話をしてみると「寒くない」、そうです。
「子どもは風の子」という言葉もあるほどですので、寒さはあまり関係ないのでしょうか。
そんななか、樹木たちは越冬の準備をしていました。葉が落ちた後の枝の先をよく見ると、「冬芽」がついています。
「冬芽」とは冬を越え、春には花を付けたり葉を付けたりするものです。寒さから冬芽を守るため、樹木はそれぞれ個性的な工夫をしています。
たとえば、ナツツバキはふわふわ。(本日のTOP画像がナツツバキの冬芽です)まるで毛皮のコートでも羽織っているみたいにも見えます。幹は、少し寒そうですが、樹皮が大きくめくれています。(写真タテの右側)
トウカエデの冬芽(写真左側)は、水滴のような形が重なっています。こちらは毛皮のコートはありませんが、何重にも皮を重ねています。人間でいうと、重ね着をしているようなイメージです。見た目は「犬の爪」のようにも見えます。樹皮は、細かくささくれが立っているようです。(上の写真左側)
シラカバは、少し長めの卵型。こちらも毛はありませんが、トウカエデと同じように重ね着をしています。(写真右側)
ロウバイを見てみると、ちょっと気が早いのか丸々太った蕾が付いていました。ロウバイの花が咲くのは寒い頃、1月の中旬。
子ども達同様、寒さに関係なく、花を咲かせます。寒くても、冬だからこそ見られる自然もたくさんあります。
寒さに関係なく、どんどん外に出て、「冬だから見られる楽しい村の自然」を、これから紹介していきますね!(葉)