このオオバコ、何処にでも生えていますが、実はとても面白い植物なんです。
春に花が咲くので、見つけたときの姿は既に種子が出来ていました。
たくさんついている卵型のものはカプセル状になっていて、これ自体は種でありません。
種はこのカプセルの中に入っています。
種は一定時間水につけていると、周りにぬめり気が出てきます。
オオバコを踏んだ車輪や靴にタネが付くため、道路わきや歩道に花が咲きます。
なので、オオバコが咲いている場所を歩けば迷わないそうです。
遊び道具になったり、漢方に使ったり、リクガメの餌になったりと
さまざまな使い道もあるオオバコ。
今の時期、オオバコを発見したらぜひカプセルを手に取ってみてください。(葉)
ちなみに…去年の春は、愛川ふれあいの村では、
しらかば1からせきれい3への道に集中して咲いていました。
たくさんの人が通った道なんですねぇ。