冬になり、昆虫の姿を見る機会が少なくなりました。
一体冬の間はどこにいるんでしょうか。
先日、愛川町で活動されている森林インストラクターの方と
冬の昆虫探しをしてきました!
昆虫は、息をひそめて暖かい春を待っています。
どうやら暖かいところに(エノキやコナラ、クヌギなど)いるそうです。
村内をぐるりと回って樹皮の間、落ち葉の下など、
暖かそうなところを探していました。
なかなか、見つからないな~と思っていたら、インストラクターさんが、コナラの樹皮の間に「クヌギカメムシ」の卵を発見!!
よ~く見ないと気付けない。それぐらい小さな卵が綺麗に整列してくっついていました。
ぱっと見ると、小さい海ブドウ…。触ってみると柔らかく、少しぬめりがありました。枝でいじるとつぶれそう。
うーん。この卵たちはいつ孵るのか。気になる。
それから、ヨコヅナサシガメの集団越冬も見られました。
最初は黒い模様のように見えていたのですが、
よーくみるとサクラの木に、身を寄せています。
びっしりと木の隙間に詰まっているヨコヅナサシガメ。
密集しているため、この光景を「グロテスク」という表現をされる方もいます。
こういうのは苦手!という声も聞きますが、私は嫌いではありません。
これも寒い冬を乗り越えるひとつの知恵だなと考えさせられます。
こうしてみんなで寄せあって生きていくって、素敵だなぁ~。(葉)