大晦日に食べるものと言えば「年越しそば」ですよね。
この季節になりますとふと「そばをズズーッとすすりたいなぁ」
なんて思ってしまいます。
本日ふれあいの村では、スタッフのそば打ち体験をおこないました。
実は愛川ふれあいの村には「そば打ち体験」のプログラムはありません。
今回の体験は、プログラム開発の一環でもあるのですが、まずは自分たちで体験してみよう!とのことで開催されました。
そば粉にはグルテンが含まれませんから、そば粉の割合が多いほど打つのは難しくなります。しかし、そば粉が少ないと「そば風味のうどん」なんてことに・・・
ですから今回はそば粉八割に対し、うどん粉二割の俗に言う「二八そば」に挑戦です。
落語「時そば」でも「そばは二:八の十六文」なんて言葉が出てきますから、少なくとも江戸の時代には食べられていた作り方なのでしょうね。
そば粉とうどん粉をふるい、水を回していくと、フワッとそばの香りが鼻をくすぐります。
生地を練り上げて滑らかになったら、「のし」の作業です。なるべく薄くなるように麺棒を使い、広げていきます。
角をだし、四角くなったところで折りたたみ、切っていきます。
そば打ち初体験の所長さんも真剣に切っていきます。「細く、均一に、細く、均一に・・・」呪文のように自分に言い聞かせながら切り進めて行きます。
幅が均一になることでゆで時間に差がなくなっておいしいそばが出来上がります。
たっぷりのお湯でゆであげます。硬さの好みもありますが、60秒くらいが目安でしょうか。冷水でキュッと締めたら完成です。
見てくださいこの完成度。初めて作ったとは思えない出来栄えです。
香り、味、のどごし共にお店に出してもおかしくないほどの素晴らしさです。
また自分で打ったそばの味は格別でしょう。みなさんおいしそうに食べていました。
今回のおそばがおいしくできたのも全て先生の指導がよかったからですかね。
え?先生の名前?はい。私が講師の「まぁぼ」です。(笑)
今回学んだことがみなさんの「そば」で活用できるように、スタッフ一同研さんを重ねて行きたいと思います。 林田(まぁぼ)