陽だまりのホトケノザの方へとテングチョウが横切っていった。
同じ方向へひらひらと飛ぶクサカゲロウが暖かい草むらに下り
たが、また元気よく飛び去った。
同じ方向へひらひらと飛ぶクサカゲロウが暖かい草むらに下り
たが、また元気よく飛び去った。
いつもと違った暖かさで、カワラヒワの群れがゆっくりと
ドイツトウヒにとまった。雌のジョウビタキが尾羽を「ちょん、
ちょん」と下げお辞儀をするしぐさを見せた。モミの木には、
いつものところにいつものようにトビが止まり森の王様の
ように辺りを眺めていた。
ドイツトウヒにとまった。雌のジョウビタキが尾羽を「ちょん、
ちょん」と下げお辞儀をするしぐさを見せた。モミの木には、
いつものところにいつものようにトビが止まり森の王様の
ように辺りを眺めていた。
「ケンケン」「ケンケン」と鳴く声に誘われて土手の方
へと向かうとキジが羽音を立ててあたりの枯れ草を飛ばし
ながら鋭く鳴いた。こちらに気づいているのに悠々とし
貫禄がある鳥だと思った。
へと向かうとキジが羽音を立ててあたりの枯れ草を飛ばし
ながら鋭く鳴いた。こちらに気づいているのに悠々とし
貫禄がある鳥だと思った。
カシラダカ、ムクドリ、アオジ、ヒヨドリ、ハクセキレイ、
シロハラなども荒れ果てたように見える地面から餌を探す
活動をしていた。
シロハラなども荒れ果てたように見える地面から餌を探す
活動をしていた。
事務所に帰る支度をしていると、今年初めてのルリビタキ
が飛んできた。地面に降りて餌をついばんでいたが、羽を光
らせながら飛んでいった。
が飛んできた。地面に降りて餌をついばんでいたが、羽を光
らせながら飛んでいった。
それぞれの鳥達が、それぞれの活動をしていた。
寒い冬場をどう乗り切るかを工夫しているのを見て、
鳥達の住む環境の厳しさを感じた。人間も地球に住
む一員であることを自覚しなければならないと感じた。
寒い冬場をどう乗り切るかを工夫しているのを見て、
鳥達の住む環境の厳しさを感じた。人間も地球に住
む一員であることを自覚しなければならないと感じた。
学ぶ心あれば、生き物は、みな教師。という言葉を感じた一日だった。
【担当:吉田文雄】