ミスジマイマイ

P8220002.JPG

皆さん、こんにちは。

再び夏が戻ってきたようで、暑い日が続きます。

こう暑いと雨が恋しくすら思えてきますね。

雨といえば、かたつむり。ミスジマイマイをご紹介します。

 

 

 

 

P8220003サイズ変更.jpg

真ん中に映っている小さな点がミスジマイマイです。

見ていただきたいのは、周囲が真っ白な壁であることです。

雨上がりになると、白い壁をカタツムリが這っています。

彼らはなぜ、白い壁に集まるのでしょうか?

 

 

答えは、彼らが背負っている殻にあります。ヤドカリは自身の背中の殻が狭くなると

引っ越しをしますが、カタツムリは自分と一緒に殻が成長していきます。

殻を成長させるために、カタツムリたちは多くのカルシウムを求めているのです。

石灰が含まれる漆喰を使った壁は、絶好のカルシウム補給ポイント。

私が子供のころは、もっとたくさんのカタツムリが集まっていたような気がしますが、

最近めっきり見なくなりました。梅雨と言えば、アジサイとカタツムリだったのですが…。

今年は梅雨の期間、雨そのものが少なかったですね。

カタツムリが少なくなっても、私たちの日常生活に影響はほとんどないと思います。

しかし、いなくなってから気づいても、取り戻すのは容易ではありません。

森や林は日々その顔を変えます。
足を止めて周囲を観察してみると、細やかな変化に気づけるかもしれませんね。

 大谷

 

2023年10月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

月別 アーカイブ

アイテム

  • ミミズ1.jpeg
  • ミミズ2.jpeg
  • カントウヨメナ.jpg
  • 20231011 (8).JPG
  • 20231011 (3).JPG
  • 20231011 (2).JPG
  • 20231011 (7).JPG
  • 20231011 (5).JPG
  • 20231011 (1).JPG
  • 20231011 (4).JPG