似てるけど違う

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こんにちは!

本日ハイキングや山に登ることが多い皆さんにお伝えしたいのが、似ていると同じ名前を付けられてしまう悲しい植物の性です。

 

 

 

 

 

 

村に生える“シキミ”2種を紹介します。

 

 

 

 

 

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1つめ、シキミはお寺やお墓参りの際などに見かけたことがあるのではないでしょうか。日本では古くから仏事に使われていた木です。悪いものが寄り付かないようにするために植えたともいわれています。

 

 

 

 

 

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2つ目ミヤマシキミは山の中では普通に見られます。

 

 

 

 

 

 

 

シキミはシキミ科・ミヤマシキミはミカン科です。科からして違いますよね。

しかし、似ているところもあります。3つの類似点をいいます。

1つ目、葉がとても似ています。

見分け方は葉を光にかざすと、油点(ミカン科とオトギリソウに見られる半透明の小さな点)が見えるのがミヤマシキミです。

2つ目、両植物ともに有毒です。そのため鹿が食べずに山の中で繁茂しています。

3つ目、花はほぼ同時期に咲きます。花期はまさに今です!そして、両植物ともに独特の香りがあります。

 

 

 

 

特徴を並べて見ても似ているところがありますが別の植物です。

植物は自ら名前を決めることが出来ずに、なにかに似ているからと見た目で決められてしまうことがあります。

今回紹介したシキミ2種はほんの一例です。

このほかにも似ているからという理由で、科の壁を超えて名前のついている植物があります。

「この2つの植物、なんだか似ているな。」と思ったら、親戚かな?名前が同じかな?なんて考えながら見て楽しむのもいいかなと思います。

石川

 

2023年10月

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