朝起きると、あたり一面銀世界。という方もいたのではないでしょうか。東京で11月中に積雪となったのは、観測史上初めてのことだとニュースで騒がれていますね。
ふれあいの村でも、朝7時頃から雪が降り始めました。
本日退村する学校の子どもたちは「雪だー!」と、大はしゃぎで走り回り、やはり雪合戦。どの子も雪にテンションがあがっています。
そんな雪の中、野外炊事を実施!学校利用で、雪の中で野外炊事することはめったにありません…。前代未聞といえる活動ですが、子ども達は雪を楽しみながら、笑顔で活動をしていました。
登山口付近、野外炊事場が一番積雪が多く、お昼前で10cm弱といったところでしょうか。ふれあいの村までのアクセスする県道412号線は問題なく、公共機関のバスも通常通り運行。道路は積もらず、車は問題なく行き来できています。
雪質は水分が多く、小粒なので一定の量積もってからは、さほど積もっていません。ゆえに重みがあるため、ドウダンツツジなどが雪の重みで潰れぬように雪を落とします。
さらに職員総出で雪かき。主要な道を中心に歩けるよう、雪をかきます。そこまで積もってはいませんが、足腰腕にくる作業。チーム愛川で力を合わせます。
雪が木に積もり、時折どさっと落ちてきます。量はそこまでありませんが、頭の上から降ってくるのでなかなか驚きます。
大雪が降っている地方では、雪の重みで枝が折れたり、屋根に積もった雪が落ちてきたりと、思わぬ雪害がやってくるかもしれません。十分注意してお過ごしください。
しかし、雪は困ったことばかりではありません。自然の中でしか見ることのできない景色は絶景です。
見事に紅葉したモミジと雪の共演や、落ち葉に重なった雪。どれもなかなか目にすることができてない情景です。
紅葉と雪の組み合わせに、見る人みんな「綺麗ですね~」と、しみじみ眺めます…。
明日は晴れ予報でおそらく1日で溶けてしまうでしょう。今日の雪景色がもしかしたら今シーズンの見納めになるかもしれません。
目に焼き付けつつ、雪による被害が出ぬよう早めの対応で、安全に活動ができるよう心がけて過ごしていきます。
多田(らん)