明け方まで降りしきった雨は、日の出と共にあがり澄んだ空気やモヤが、幻想的な朝の風景を生み出していました。『ヒロハツヤゴケ』にしたたる水滴の中には、そんな幻想的な風景が逆さまに映っていました。
連日ブログでお伝えしている紅葉・黄葉情報ですが、本日は久々に顔を出した青空と日の光と共にお伝えします。
第２駐車場からふれあいの村に入る入口では、『メタセコイヤ』がお出迎え。次第に色づき始め、今はオレンジと緑のグラデーションを見ることができます。
これからさらに色づくことが楽しみなポイントの一つです。
メタセコイヤの並木を通り抜けると、ふれあいの村と山を一望できます。さまざまに色づいた木々がお出迎え。
本日登山にいらした利用者の方も、思わず足を止めるほど山にモヤがかっている姿は、なかなか見ることができない絶景。
メインロードのイチョウ並木は、ここ最近の雨でほとんど葉が落ちました。木を見上げると寂しく感じますが、道にイチョウの葉が敷き詰められ、黄金のじゅうたんが広がっています。
さらに進むと、イチョウとイロハモミジのメインロードに続きます。
よく見ると、落ち葉もイチョウとモミジが入り混じり、また違ったじゅうたんが広がります。
日の光でより一層美しさを増す紅葉と黄葉。特に今の時期は、色づき始めている葉もあり、そのグラデーションがまた息をのむほど。
野外炊事場からの景気も絶景。中には、野外炊事の時に食事をとる野外食卓も見事な紅葉！
イチョウとモミジだけではありません。『トウカエデ』も色付いています。トウカエデは葉によって色とりどりで、鮮やかさはピカイチ。
宿泊棟のりんどう棟側にあるメタセコイヤの並木は、だいぶオレンジ色に色づいてきました。
日の光に透けて輝く葉は、まるで宝石の様です。そんな輝く木々に止まっている鳥たちを見ると、神々しくも見えます。
紅葉だけではなく、花も凛と咲いていて楽しませてくれてます。『リンドウ』と『コウテイダリア』です。コウテイダリアは見上げるほどの大きさで、まさに皇帝が付く名に納得。
村内の様子は、１日ごとに姿を変えています。その景色はその日にしか見ることができない景色。その一瞬一瞬を逃さぬよう、日々過ごしていきたいです。
そして、是非美しい景色をふれあいの村までご覧にいらしてください。
多田（らん）
※紅葉見学の際は、管理棟事務所で記帳をお願いします。
