朝起きて、体調チェックなどを朝のつどいで行ないました。ぐっすり眠れたかどうか、今日も1日元気に活動できるか、手を上げるバロメーター形式でのチェックをします。
みんな手は上の方で「眠れた!」「元気!」と教えてくれました。その後、食堂でご飯を食べ、お掃除をして、アウトドアクッキングです。
アウトドアクッキングのメニューは、
「新米ご飯」 「きのこたっぷりスープ」 「鳥肉と野菜の炒め蒸し」
の3種類を作ります。
まずは、全員でメニューや場所などを聞いてから、班で火係と食材係に分かれます。
食材係では、ご飯の炊き方や野菜の切り方、作り方を、火係では薪の組み方や火起こし・炭起こしの方法、火力についてレクチャーを聞きます。
それぞれのレクチャーを聞いたら、班で係ごとに協力をして調理スタート!
新米ご飯は新潟産コシヒカリ!お米を研いで、水に浸け、火にかけます。たまにフタを開けて中をチェック。どの班も、ツヤツヤのご飯が炊けていました。
スープには、しめじ、エリンギ、えのき、まいたけとニンジンを入れ醤油味にします。大人がきのこの石突を取り、子どもたちが手で割いている班が多く見られました。また、子どもたちが包丁を使って野菜を切っている姿も。硬いニンジンも手際よく切っている子もいて驚きました。
鳥肉と野菜の炒め蒸しは、鳥の手羽元をたまねぎ、じゃがいもにんじんをダッチオーブンで炒めて蒸し焼きにします。野菜はごろごろと一口大に切り、鳥の手羽元を熱したダッチオーブンに入れ焼き色を付けたら、たまねぎも少し炒めます。その後、じゃがいもとニンジンを入れて少し混ぜたら、フタをして20分待ちます。
ダッチオーブンを待っている間に子どもたちで食器を取りに行きます。みんなが使う食器をみんなで手分けして持ってきてくれました。
食器が届き、ダッチオーブンの様子を見てみるとじゃがいもも鶏肉も柔らかくなっており、「おいしそう!」「早く食べたいね~!」という声が聞こえてきました。
出来上がった班から「いただきます!」
「おいしい!」「鳥肉が柔らかいね~!」など、さまざまな声が聞こえてきました。どこの班もおいしいご飯とともに、会話も弾んでいるようでした。
ご飯を食べたら、片付けです。使った道具をきれいに洗います。中には、お母さんの厳しいチェックを受けながらも頑張ってお皿洗いをしてくれる子も…。ダッチオーブンの手入れもしっかりと行ないます。
片付けもみんなで協力して行なったからか、予定していた時間よりもとっても早く終わりました。
今回、「秋を楽しむこと」が秋キャンプのテーマでした。スポーツの秋=登山、芸術の秋=染物体験、実りの秋=収穫体験、他にも、イチョウの黄葉や寒さ、旬の食材を使ったクッキング…、などたくさん秋を感じられたことと思います。
家の周りにも秋を感じるポイントはまだたくさんあります。ぜひ、これからも身近にある秋を見つけてほしいと思います。
秋キャンプにご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
またお会いできることを楽しみにしています。(大瀧)