本日は見事な秋晴れ!青空が広がり、ひんやりとした風が吹く中、太陽の日差しがぽかぽかと包み込んでくれています。4月は赤ちゃんだったスズメのヒナが立派な姿に変わり、木の上から秋晴れの青空を見上げていました。
ふれあいの村の片隅にある『サンショウの木』。黒い実がはじけ飛び、皮から姿を現していました。
この時期が旬のサンショウ。作り方を調べてみると、しばらく乾燥させてから、皮ごと実と一緒にすりつぶすようです。確かに、実だけを食べてみると何も味がしません。少し油分があるようにも感じます。
一方で、皮を食べてみると、あの独特のサンショウの香りが口の中いっぱいに広がってきました。ミカン科のサンショウは、皮もよく見るとミカンに似ています。
サンショウといえば『うなぎ』。土用の丑にうなぎを食べるということは有名ですが、土用の丑は7月あたりです。しかし、ウナギの旬はちょうど10月!冬の産卵に向けて栄養を蓄えているウナギは一番美味しい時期です。
ただ、養殖のうなぎは土用の丑の日に一番美味しく食べられるよう、成長させているようです。
季節の変わり目で気温の変化が激しい10月。旬のサンショウと一緒にウナギで精をつけるのも良いかもしれません。
多田(らん)