台風18号が過ぎ去り、関東には直撃となりませんでした。昨晩は一時強風が吹きましたが、朝起きてからは見事な秋晴れが広がっています。気温がぐんぐん上がっているので、熱中症にならぬようこまめに水分補給をして1日過ごさねばなりません。
秋になると、街中でもよく見ることができるクモが出現します!『ジョロウグモ』です。
体は大きめで、カラフルな色が特徴のジョロウグモ。こちらはメスのジョロウグモです。漢字で書くと『絡新婦』『女郎蜘蛛』と書き、美しい女の姿に化けることができるとされている昔話が多く残っています。
隣にいる小さなクモがオスのクモ。メスよりもだいぶ小さい体です。ジョロウグモは秋に交尾をおこなうため、よく見かけるようになります。
また、張り巡らされた糸の巣は、横糸が見る角度によっては金色に輝いてみえます。クモの巣を観察していると、ハチが巣にかかり、すかさずメスのジョロウグモがやってきました。
ハチは暴れて抵抗しますが、動かぬように、毒を注入しようとジョロウグモが近づいてきます。間一髪で逃れたハチでしたが、相当ヒヤっとしたでしょう。
隣では別のジョロウグモが虫を食していました。
子孫を残すために必死なジョロウグモ。魅惑の女王の姿に、どれだけ多くの虫が巣にかかっていくのでしょうか…。
多田(らん)