シュロから自然を考える

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事務所の前には大きく育ったシュロが生えています。

花壇の枠の外に生えているため、自然に生えてきたものだと思いますが詳細は不明です。

その大きなシュロの下には、次の世代が育っていました。

小さいけれど、もう何年もたっていることでしょう。

 

 

 

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シュロは村のいたるところで見ることが出来ます。

みなさんの身近にも公園や林、植え込みなどでも普通に見ることが出来るのです。

ヤシの木の様な特徴的な見た目なので、すぐに見つけることが出来ると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

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シュロは昔から様々な用途で利用されてきたことをご存知でしょうか。

シュロの毛を使いほうきやたわし、縄ができます。

葉でバッタをつくるクラフトができます。

 

 

 

 

 

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シュロは最近、公園や林などで増えているようです。

シュロが増えることで他の植物が生えるスペースを奪ったり、成長に必要な光を当たりにくくしてしまいます。

もしかしたら近い将来、シュロだけの森が出来てしまうかもしれません。

これは大げさな表現ですが、ひとつの種が増え過ぎることはいいことではありません。

 

 

 

それを防ぐために、私たちは増え過ぎてしまったものをどう利用していくかを考えると良いのではないでしょうか。

他の例で説明します。鹿が増え過ぎたなら、私たちが鹿を食べるようにするとよいでしょう。

少し残酷に聞こえるかもしれませんが、鹿を食べることによって、山の植物を鹿に全て食べられないようにすることができます。

山の植物を鹿から守ることは、土砂崩れなどを植物の力で防ぎ、山を守ることにつながるのです。

ここではシュロと鹿を悪者のように書いてしまいましたが、山を管理しなくなってしまった私たちもいけないのです。

自然と上手に付き合っていくためには、私たちの手でうまく利用していくことも必要なんだと感じていただけたら幸いです。

石川

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