次世代へのバトン渡し

 

2-コバギボウシ (1).JPG

 

本日は二十四節気七十二候では「天地始粛(てんちはじめてさむし)」という時季になります。

「粛」という字は、静まる、ひきしまる、という意味も持っているそうで、暑さが収まってくると空気が澄みきるような感じがしてきます。

 

 

5-種子_ウバユリ (3).JPG4-種子_ウバユリ (2).JPG

本日は雨が降っているせいか、夕方になると肌寒く感じるほど。

植物は次の世代へのバトン渡しの時期のようで、山野草園のウバユリは種子を付けていました。

今はまだ緑色でみずみずしいのですが、秋の終わりごろになると水分は無くなり、外側も内側も乾いた状態になります。

 

時期がくると、上の方が割れ、ニンニクをスライスしたような種子が風に乗って飛んでいき、落ちた先が生きていきやすい環境なら、そこで発芽し、花を付け、また種子を作り飛ばし、新しい世代へと繋いでいきます。

秋は『実りの季節』とも言いますが、生命のバトンが渡されている時期でもあります。

種子を見る機会がありましたら、その種子の形や種子の広がり方なども調べて見ると面白いですよ。(大瀧)

 

 

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