いろいろなおうち

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昨日までの雨があがって、草木には雨粒が光りとてもきれいです。同じように雨粒が付いて、きれいに飾られた誰かの「家」がありました。

 

 

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蜘蛛は獲物をとらえるために、あらゆる場所に家(=蜘蛛の巣)をつります。その形は蜘蛛の種類やつくる場所によって様々です。村の中でもいろいろな蜘蛛の巣を見ることが出来ました。そこで、本日村で見つけた蜘蛛の巣を紹介します。

 

 

 

 

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まずはこの家。良く街中でも見ることが出来ます。植え込みの表面に不規則な形の巣を張っています。これは「クサグモ」の巣です。よく見るようなきれいな渦巻き模様とは全く異なりますね。中央から少し顔を出しているのが分かりますか。

 

 

 

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次にこの家。良く見かける蜘蛛の巣のように見えますが、何かが中央に集まっています。ゴミのように見えませんか。この巣は「ゴミグモ」のものです。この蜘蛛はゴミ部屋の中に隠れて獲物を待ちます。ちなみにこの巣に主はいませんでした。

 

 

 

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最後にこの家。まず初めてみたら蜘蛛の巣とは思えないような形をしています。ひとつ引きぬいてみましたところ、中には「ジグモ」が隠れていました。

 

 

 

 

数十分ほど村の中を歩いただけで、こんなにも多様な蜘蛛の家を見つけることが出来ました。蜘蛛もいろんな工夫をして、おうちをつくっています。そして、うまく隠れて獲物をとりやすくしているのです。

 

 

人も蜘蛛と同じように様々なデザインの家を建てますね。その家ごとに設計は異なります。敷地の面積によって、形が限定されるなんてこともあります。
人の家は設計する人や大工など、複数の人の手が入って完成します。しかし蜘蛛は一匹で自分の体よりも大きな家を、設計図も無いところからきれいにつくります。また、蜘蛛の糸は強度と柔軟性に優れていて、よく研究がされています。まだまだ人は蜘蛛や自然から学べることが沢山ありそうです。石川(う~ま)

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