擬態

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本日も見事な五月晴れ。外国のツツジといわれている『カルミア』も村内で凛と咲いています。

 

この時期になると、村内を少し歩くだけで、さまざまな虫たちに出会うことができます。

 

 

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ガサっと、音がする方向を見てみると、落ち葉の中に『ニホンカナヘビ』がいました。始めは、よく目を凝らしてもわからないくらい、落ち葉の色に溶け込んでおり、近づくとものすごいスピードで物陰にかくれてしまいました。

 

 

 

 

 

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近くの葉を見ると、風がないのにゆらゆらと揺れています。何かと近づいたら、こちらには『バッタ』がいました。こちらも、葉の色と全く同じで探すには一苦労。

 

 

 

 

 

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このように、まるで葉や木に溶け込むような技を『擬態』といいます。鳥など、虫たちにとって敵となるものから身を守るために、進化してきました。厳しい自然界の世界に生きる虫たちの知恵です。

 

 

 

 

 

生きていく周りの環境に色を合わせる。人間では「協調性」と表現ができるかもしれませんが、虫たちにとっては死ぬか生きるか紙一重の世界です。

ただ、合わせることで生きていけること。これはなにか人間に通ずるものがある気がしますね。多田(らん)

2023年10月

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