サンシュユ

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どんよりとした曇り空。今朝、大山の山頂付近では雪が降っていたようです。粉砂糖がかかったケーキの様に、山頂だけ白く染まっていました。

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体育館の横を歩いていると、『白梅』のいい香りが漂ってきました。しかし、白梅だけではなさそうなこの香り…。白梅の隣に植わっている『サンシュユ』の木です。

 

 

 

 

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甘い香りに誘われて、虫たちも蜜を集めにきています。春先に黄色の花が咲くサンシュユは、別名『ハルコガネバナ』ともいわれています。

 

 

 

 

 

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秋には真っ赤な実をつけることから『アキサンゴ』『ヤマグミ』とも呼ばれています。ふれあいの村でも、秋になると鳥たちが実を食べにやってきます。

 

 

 

真っ赤で甘そうな姿とは裏腹に、ただ実は渋いので、人が食べるには向いていないかもしれません…。

 

 

 

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ただ、この果肉は生薬に利用され『サンシュユ』の名前で、日本薬局方に収録されています。止血や、解熱作用があるそうです。

 

 

 

 

さらには、温めた牛乳に枝を入れ、一晩保温しておくと、ヨーグルトができるそうです!作ったことがないので、一度は試してみたい…。

 

 

現在は観賞用として活用されることが多いようですが、薬にもなり、食することもでき、きっと昔には重宝された樹木だったことと思います。

サンシュユ以外でも、身近な植物にもこんなことができて、こんな知恵があるんだ!といった発見や、まだ解明されていないことがあるかもしれませんね。

多田(らん)

2023年10月

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