葉が水をはじく理由

 

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昨日の大雨はどこへやら…。

本日は朝から清々しいほどの青空が広がっています。

 

 

 

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スイセンの葉に限ったことではないですが、多くの植物の葉は水滴をはじいているため、宝石が乗っているかのように見えます。

水をはじく現象はなぜ起こるのか…。

 

 

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葉の表面には、『クチン』と呼ばれる水を通さない蝋があり、さらにその上に『ワックスの粒』があります。この2種類で『クチクラ層』となり、水をはじいていたり、水滴がボールのようになったりする現象の理由です。

 


このクチクラ層やワックスは、時間が経つにつれ雨などで取れていくので、葉に水滴がついていない、という状態であればまだまだその植物は元気!という証拠。反対に、あまり水をはじいていない、ということであれば、その植物は何年も生きているということが分かります。

植物が若いのかそうではないのか、を知る手段としても使えそうです。
ぜひ、雨の翌日など雨粒を観察してみてください。(大瀧)

 

2023年10月

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