流れる雲と

 

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木々の葉が散り、芝生の緑が茶に変わり、

次第に村内の風景が冬に移り変わってきました。

 

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枝先には小さなつぼみが、

サクラやヤマボウシなど、他にも沢山の木が来年の春を今か今かと待ちわびているようです。

 

 

 

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芽や葉を見ていて気付いたのですが、やはりこの時期の空は綺麗!

空気が乾燥しているからでしょうか、空が澄んでいて色が濃く感じます。

 

 

 

 

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その中に浮かぶ白い雲もはっきり見えます。

この雲は『巻雲(けんうん)』と言い、白いペンキをハケでサッと掃いたように伸びています。

 

 

 

 

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徐々に形を変えながら空を流れているので羽のように見えたり、炎のように見えたり。

いくら見ていても飽きません。

 

 

 

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しばらく眺めていると、雲の一部に光っていました。

 

 

 

 

 

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これは『幻日』と言う虹。

これだけ短いと、虹が『架かる』でなく、『置く』と言う表現があっているような気も…。

幻と名がつくということは、とても珍しいのでしょうか?

 

 

 

 

今日は綺麗な雲、そして面白い虹を見ることができ、ラッキーでした!

天野あまがき

2023年10月

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