10月に入り、秋もどんどんと深まってきました。
二十四節季では『秋分』、七十二候では『水始涸(みずはじめてかるる)』の時季です。田んぼの水を抜き、稲刈りの準備を始める時期、という意味。
街中の田んぼでは稲穂が重くなって、穂先が地面につきそうなくらいに垂れ下っているのを見かけます。今年の収穫が豊作なのか楽しみです。
カキの木の下には、熟して落ちてしまった果実がたくさん。そこに集まるのが、昆虫たち。
チョウがカキの液を吸いに実に集まってきていました。
チョウの名前は『テングチョウ』。カキの実に１つに対して２～３匹集まっており、チョウの観察には良い場所でした。
実がたくさん成る『実りの秋』から、その実を食す『食欲の秋』へと変化してきました。動物には食べ過ぎてお腹を壊すなんてないのでしょうか…。人間も動物も食べすぎには要注意、ですね。（大瀧）
