セミの抜け殻

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本日も涼しく、夏はどこへやら…といったところです。朝晩に関しては肌寒く感じるほど。愛川町では、本日から新学期がスタートしている学校があります。夏ももう終わり、本格的に秋へと入ってきました。

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そんな夏の終わりですが、セミの鳴き声も次第に少なくなってきました。ただ、抜け殻はしっかりと木や葉についたまま。これだけ多くのセミが羽化し、うまく子孫を残すことができたでしょうか。

 

 

 

誰もが一度は目にしたことがある『セミの抜け殻』。この抜け殻からさまざまなことがわかります。

 

 

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ふれあいの村にはアブラゼミが多く生息していますが、今日見かけた抜け殻はアブラゼミとは違ったものの様子…。調べてみると『ヒメハルゼミ』というセミだとわかりました。

 

 

 

 

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アブラゼミの抜け殻と比べてみてもわかるように、小さなセミで、羽も透明なため探すのは至難の業!ただ、セミを探すのに手がかりといえば『鳴き声』。ヒメハルゼミは「ヴィーン‥ヴィーン…」と鳴きます。もしかしたらまだいるかもしれないと期待しつつ、耳を澄ませて過ごしてみます。

 

 

 

 

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さて、あちこちからアブラゼミの抜け殻を取ってきました。とってきた後に、ある目印を元に2種類に分けてみました。それは『性別』です。

 

 

 

 

 

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抜け殻の腹端下面を見ると、性別がわかります。よくよく見ると、メスには産卵管がついているため、尖がった針のようなものがついています。とてもわかりやすい目印なので、抜け殻を見かけたら、是非チェックしてみてください♪

 

 

 

 

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昨年はニイニイゼミの羽化も見ることができました。
(写真は昨年の様子)

 

 

 

 

 

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『セミ』といっても、鳴き声からも抜け殻からもわかるように、さまざまな種類のセミがふれあいの村にいて、夏を賑やかにしてくれました。主催事業『1weekキャンプ』に参加した子どもも、「セミが応援してくれているように聞こえた!」と、元気をもらったようです。

 

 

 

今年のセミが残した子孫に、また会えるのは約7年後…!!東京オリンピックが開催しているころにはまだ土の中ですね。また会えることを楽しみに、秋を迎えたいと思います。

多田(らん)

2023年10月

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