昨日の夜のお散歩では、流れ星を見ることが出来ました。見られなかった方も数名おりましたが、お散歩が終わっても、寒い中立っている家族も…。
朝は霜が降りるほど寒い村。かわせみ棟前の池は凍っていました。澄んだ空気の中に鳥の声が響いていました。子ども達が起き始めると、賑やかな声が加わりました。
お父さんとお母さんが荷物をまとめている間に
子どもたちは大きなシーツを協力して畳んでから、みんなで朝食です。
お腹いっぱい食べて、ロッジへ戻ってお掃除をしました。
その後、「あったか☆シチュー」を作りました。冬の野菜は甘くて、栄養価が高くなる野菜があります。
ほうれん草やかぼちゃ、カブなどの冬の野菜をふんだんに使ったシチュー。はじめて包丁を使う子もいれば、お家でいつもやってるよ!と得意顔の子も。
材料を切り終えた子どもたちは、食堂までパンやゼリーを取りに行きました。
みんなそれぞれ必要なものを手に持って登っていきます。遅れてしまったお友達を子ども達全員で「がんばれ!」「がんばれ!」と応援。応援してもらった子は、「あ、ありがとー!」とカゴを抱えながら、一生懸命に追いかけます。
カゴを二人で持っていた子どもたちが「俺たちいいこと考えた!」と、声をかけてくれました。
「こうして…(長い木の棒をカゴの取っ手に通して)、こうしたら(両端を二人が握って)…、簡単に持てるよ!」
「なるほど…?」
道中、カゴが地面をこすったので、最終的には肩まで持ち上げていました。まるで「お猿のかごや」状態の二人を迎えた大人たちは微笑んでいました。
みんなで協力して作った「あったか☆シチュー」。「おいしい!」「パンでしっかり最後まで残さず食べるんだ」。そんな声がそこかしこから聞こえてきました。
ごちそうさまをした後はおかたづけです。
子ども達の仕事は、全てのお皿と、コップとスプーンを洗う事!
班の皆でシチューを作る他にも、お父さんお母さんが大きな道具を運んだり、子ども達が椅子を運んだりと野外炊事場の準備や、お片付けなども、みんなでやりました。
お片付けが済んだら、子ども達はのあそびに出発!
たくさんの霜柱を踏んで、足元の感触を楽しんだり、落ち葉を投げて雪合戦ならぬ「落ち葉合戦」をしました。
地面がふかふかしているところで「気持ちいい!」と寝転がっている子もいました。「寝てるのも気持ちいけどさ、転がるのも楽しいよ」と、落ち葉の上を転がっていました。立ち上がったときは、もう落ち葉だらけ。本人は満足そうでした。
また、凍っている池に木の実を投げ入れて滑らせて遊んでいました。
しらかばの木を撫でて「見て!手が白いよ!」と満面の笑みで報告してくれました。
のあそびからロッジに帰ってきたら「おわりのつどい」です。
改めて、お父さんやお母さん、子ども達と村内を歩くと村内の自然の魅力に気がされます。
今回は、冬の自然をお楽しみいただきましたが、季節が変わるごとに自然は表情を変えていきます。
是非、また愛川ふれあいの村に遊びに来てくださいね。(葉)