秋といえば!『キノコ』ですよね。村内にもキノコがニョキっと生えていました。ただ…、キノコといっても食べられるキノコと食べられないキノコがあります。
左の白いキノコは【ドクツルタケ】という名前のキノコです。名前の通り、毒を持っていて、日本で見られる中では最も危険な部類の毒キノコだそうです。欧米では、その猛毒ゆえに『死の天使』と呼ばれているらしいです。
このドクツルタケ、どれほど恐ろしいキノコなのかというと…、1本で1人の人間の命を奪ってしまうほど…。
食べてから6 - 24時間で腹痛や嘔吐、コレラのような激しい下痢が起こります。1日ほどで治まったあと、24 - 72時間後に腎臓や肝臓といった内臓系の機能障害が起こります。症状としては黄疸、肝臓肥大や消化器官からの出血などが現れるそうです。適切な処置がされない場合は死に至るそうです。
キノコは秋の『旬』の食材です。キノコ狩りに行かれる際には、必ずガイドブックや図鑑を持って行くことをお勧めします。ちなみに、ドクツルタケをご覧になりたい方は、愛川ふれあいの村までお越しください。(大瀧)