「花競ベ(はなくらべ)」という言葉があります。平安時代に人々が二手に分かれ、それぞれ花を出し合って比べたり、その花について和歌なども詠んで優劣を競った遊戯のことを言うそうです。大島桜が散り始めた横で、八重桜が咲き始めました。
白みがかり、上品で清楚な姿の大島桜とピンク色でフリルのドレスの様に派手な姿の八重桜。皆さんはどちらがお好きでしょうか。
「花冷え」桜の咲くころに急に気温が低くなること。「花曇り」明るい曇り空のこと。まさに今日のことだなぁ。と思いつつ、「花」のつく言葉を色々調べてみると、さまざまな言葉や意味がありました。この多さは、感受性豊かで風流な日本だからこそではないでしょうか。
今日は雨が降ったり晴れたり…。傘をさしたり閉じたりと、春の天気に振り回され忙しい1日でした。しかし植物は、1日に水分と日光をたくさん浴びて、また一気に成長をした気がします。
集会室裏のスイセンは今が見頃です。300個の球根から咲いた花は約50mもの距離を横並びに、凜と咲いています。週末に是非愛川ふれあいの村に遊びにいらして、ご覧いただけたらと思います。多田(らん)