事務所から第二ファイヤー場へ降りるとき、
メタセコイヤの並木道を通ります。
その並木道の入口で、カラスウリがツタを巻いています。
だいたいの花は、午前中に開くのに
日が出ている時間帯のカラスウリはいつも蕾姿…。
実は、カラスウリは夜に花を咲かせます。
自然のたより7月号で
「紫外線光で写したカラスウリ」と紹介しましたが、
虫の眼からみたカラスウリはこのように光って見えるのです。
(紫外線ライトを当てて撮影しました。)
虫は明るいところに飛んでいく習性があるので、
昼間に咲いても目立たないからと
夜に光って虫を集めているんですね。
すごいなぁ。
ところで、カラスウリといえば『足に塗ると足が速くなる』、
という噂を聞きました。(今の子供たちは知らないかもしれないけど…)
秋の運動会シーズン、運動会の前に山に入って
カラスウリの実を取りに行った覚えのある人もいらっしゃると思います。
その噂は本当なんでしょうか??気になります。
カラスウリの咲いている姿が見られるのは宿泊している人の特権ですね。
とてもユニークな花ですので、これから宿泊する予定がある方は
是非さがしてみてください。(葉)