入り口の霜柱はまだ誰にも踏まれておらず、ザクザクと霜柱を踏む音すら森の中に大きく響きわたります。
頭上にはまだ星が瞬く中、暗闇の中をどんどん進んでいきます。
途中、山間から愛川の町が見えました。
美しい夜景を一人占め。早朝だから早朝景かな。
しばらく歩いていると、地平線の向こうが段々と赤みを帯びてきました。
6時35分登頂!
辺りは明るくなっているものの、日の出には間に合いました。
展望台に登り、カメラを準備します。
6時48分日の出!
丁度太陽が昇る方向に雲がたなびいてはいたものの、太陽が顔を出してくれました。
ゆっくりとでも力強く昇る太陽。
展望台の西側眼下には宮ケ瀬ダムが見えます。
神奈川を支える水瓶も朝日を正面から浴びて、今日1日の勤めの活力を溜めているようでした。
今年ももうすぐ終わり。
「今年の1年はどんな年だったかな。」
朝日を浴びながら1年を振り返るのもいいものです。
「来年も頑張ろう。」ゆっくりでも力強く、太陽のように。
いつでもどんなときも日は昇る。そんな風に生きたいと心から願います。林田(まぁぼ)